ネックレス「小さな時の標本」Ⅲ　TSS3-N-2

古い柱時計を小さな標本にしたようなネックレス「小さな時の標本」。 おかげさまで先日最後のひとつが売れまして、再制作のご要望をいただきましたので少しのモデルチェンジをして制作いたしました。 今回は寄木の箱の中に腕時計の文字盤や部品、歯車を入れ、樹脂で閉じ込めました。 したがって、部品が外れたり落ちたりすることが絶対にありません。 ご注意いただきたいのは、「時計としての機能はありません。」ということです。 動きませんので　お買い上げいただいてから「あれ？時計じゃないの？」と　ならないようにお願いいたします。 寄木は落ち着いた色合いの５種類の木を使用しました。 上下に小さなスワロフスキーを嵌め込んであります。 今回は裏にごく薄いけやき材を用いました。 全体は蜜蝋のワックスをごく薄くひいて長い年月磨かれたような雰囲気にしました。（お召し物を汚すことはありません） また、全体の長さを5mm伸ばしてゆったりとしたより柱時計的なデザインとしました。 古い文字盤などはあえて汚れを取らずに時間の経過を出しました。 レジンは真空脱泡で前回作品よりも高い透明度にしました。 チェーンは3mmの真鍮パイプの中を通してあり、細めの古色です。 長さは45cmです。 後ろのチェーン部分で　3cm程度　長さを変えることができます。 これからの季節、ニットやデニムなどとの相性も良いと思います。 胸元をレトロで懐かしく飾ってくれると思います。 時計ではありませんのでくれぐれも「動かないじゃないか！」となりませんように。