金曜日の戦い/復活!「カンパネラ」

金曜日の戦い/復活!「カンパネラ」

海外を訪れたら、のぞいてみるのは市場。 旅の途中、とってもローカルな市場に立ち寄ります。 日常が垣間見えるし、物価もわかる。 なによりも見たことない野菜とか発見するのが楽しい♪ ぎょっとする光景もありますよ、もちろん! 広州の市場では、天井から下がる皮をむかれた犬!に腰が引けましたし、 ハノイの市場では、強烈な匂いに、即退散しましたしね。 いろいろありますが、それでも市場を覗くのは大好き。 カッパドキアにも、もちろんあります市場。 私の生活拠点であるアバノスの市場は、規模もそこそこ大きい、屋根付き。 開催されるのは毎週金曜日。 そしてこの金曜日の市場が・・・私の戦いの場。 なぜなら、気を抜いていると、傷んだもの入れられるから! まぁー腹立つ! しかも、この話を地元のトルコ人たちに話すと笑われます。 たぶん、私だけなんですよ、こんな目にあうの。 市場には、たくさんの個人商店が並んでいます。それぞれ値段もお店次第。 目的の品をそろえた店舗をいくつか見て、値段と新鮮さで選んで、 測り売りで買います。 買い手が、自分で買いたい分だけ、バケツに入れるのOKなところもあれば、 買いたい重さを伝えて、店主がバケツに入れて測るところもある。 重さだけ伝えて、あとはおまかせ!だとね、受け取ったときにキチンと見ないと、入っているんですよ、傷んだものが数個・・・その場で気づけば、即替えてもらいますけど、確認をうっかり忘れると・・・家に帰ってから気づく・・・やっぱり数個は傷んでる。まったく・・・。 もう同じ店では買わない!と思っても、店主の顔など覚えておらず、また当たる。他のお店でもやられるし・・・間抜けだなぁ、私。 さらに、押し売りおばちゃんにも、捕まるんですよねぇ。 アバノスの市場内をうろうろしていると、たいてい捕まる・・・毎回、同じおばちゃん。捕まえられて、おばちゃんの店まで連れてゆかれ、「全部買え!」と言われる。毎回同じパターン。 まぁ、目的の野菜があれば、買うけどさー。全部は買わんよ。 傷んだものが入っても、お店の全部買ったとしても、トルコの市場は安いし、まぁご愛敬ですかね。 八百屋さんやスーパーで買うよりも断然やすい。 金曜日は気の抜けない決戦!ですが・・・腹立つことも含めて、愛すべき市場です。 店番に駆り出されている、暇そうなじいちゃんと話し込んだり、 魚屋さんにおいしい食べ方教えてもらったり、 「皆、学校は?」と聞きたくなるほど、たくさんの子供らがお手伝いしてるのを見るのも、ほほえましい。 世界を旅するならば、のぞいてみてください「地元の市場」 発見・驚き、いっぱいですよ。 でも、買ったらその場で傷んだものがないか、確認忘れずに! 【復活できました!「カンパネラ」】 立体モチーフのシリーズとしてご好評いただいていた「ツインフラワー」 大人気ではありましたが、長いこと作れる人がおらず、再販を見送っておりました。 でも、やっぱり可愛いので、なんとか復活させるべく試作を繰り返しておりました。 まずは素材の変更。 オリジナルの作りは合成シルク糸をよりながら編む技で作っていましたが、この技が難しい。根気も必要だし、シルク糸の極細糸は老眼だと見えないほど細い。この糸の扱いが、慣れていないと無理なんですよね。 そこで、シルク糸を諦めて、通常のポリエステル糸に変更し、作ってみました。復活させた「風の花」も同じです。素材をポリエステルに変えて復活できましたからね。 「ツインフラワー」のモチーフでは花に膨らみを持たせなくてはならない、シルク糸だと細い糸で編んだ分、硬さがでますが、ポリエステル糸では柔らかくなってします。 そこはノリで固めることでクリアー! デザインは花のモチーフを増やして、ビーズを加えて華やかにリニューアルです。 再登場に際し、名前も変更。「カンパネラ」にしました。 「カンパネラ」は実在の花の名前、釣り鐘型の花です。 パープルが多いかなぁ。 花好きならばご存じのはず。私も鉢植えで育てています。 「カンパネラ」とはイタリア語で「鐘」を意味します。 そして、花言葉は「感謝」 大切な方への贈物としても選ばれる花です。 【春色は3色ーオレンジ・ピンク・ネイビー】 春登場なので、明るいカラーの3色で作りました。 淡いアプリコット色のシフォンには、オレンジ&ベージュの「カンパネラ」葉には優しいミントグリーン。 ベビーピンクは、ピンクの濃淡の「カンパネラ」に、葉は、引き締めカラーのカーキです。 ネイビーブルーのシフォンには、2色のブルーに淡いイエローで明るさをプラスしました。 明るいカラーのアイテムは、気分も明るくしてくれますね。 春の贈物に「感謝」の意味を持つ「カンパネラ」 「カンパネラ」が皆さんに幸せをお届できますように。 ブログ:https://note.com/ayturk/n/n383064f9d833

トルコの伝統技を使い、今時のコーデに合わせやすい作品を目指しています。

AYTURK/アイトゥルク
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