■『鋳造』(ちゅうぞう)
溶かした金属を流し込んで作る方法。
複雑なデザインを表現できるが
製作に手間がかかるため納期が長くなる。
■『鍛造』(たんぞう)
金属の棒を叩いて輪にして溶接する方法。
デザインは限られるが
短時間で作製できるため納期が早め。
「鋳造はやわらかい」「鍛造は硬い」と
よく耳にしたり、ネットでも記事によって様々。
さて、結局のところ
どちらが優れているのでしょうか?
──────────────────
お客様に合っていれば
『どちらでもいい』が答えとなります。
一般的に強いと主張されることの多い
『鍛造』(たんぞう)の作り方は...
金属の棒を叩いて輪にして、
切れ目を溶接するイメージ。
硬い金属を曲げやすくするため
高温のバーナーで焼いて金属をやわらかくして、
カナヅチで叩きながら形を作ります。
この叩く過程で、
金属の密度が出て硬くなります。
実は鋳造でも同じように叩くので
そこまでの差はありません。
厳密には
『鍛造』(たんぞう)の方が少しだけ硬いですが、
「硬くする」ということは、
柔軟性が無くなって
「割れやすい」ということでもあります。
どちらが優れているかは決められません^^
──────────────────
『鍛造』(たんぞう)の一番心配な点は
「切れ目を溶接している」ということ...
溶接部分の金属は、品位の少し低い
溶けやすい素材を使うため
繋ぎ目からヒビ割れが起こらないとは言い切れないのです...
特に2色の金属のものは繋ぎ目も2箇所...
割れてしまうリスクはさらに高くなります。
──────────────────
オーロでは総合的に判断して、
有名ブランドでも主流の
『鋳造』(ちゅうぞう)を選んでいます。
それは、
「繋ぎ目が一切無い作り方」にこだわるから。
鍛造(たんぞう)と同じように
仕上げで金属を丁寧に叩いて絞めて、
密度と強度をしっかりと出して...
お客様一人に一つの特別な原型を作り
独自の「なめらかさ」に納得するまで整える。
とても手間のかかる方法ですが、
大切なお客様に「切れ目の無い」
縁起の良い指輪をお届けしたいからです。
Oro -goldsmith-
──────────────────
▼次の記事▼
④えっ、一生ものじゃないの?指輪の耐久性
https://minne.com/items/22594909
■『鋳造』(ちゅうぞう)
溶かした金属を流し込んで作る方法。
複雑なデザインを表現できるが
製作に手間がかかるため納期が長くなる。
■『鍛造』(たんぞう)
金属の棒を叩いて輪にして溶接する方法。
デザインは限られるが
短時間で作製できるため納期が早め。
「鋳造はやわらかい」「鍛造は硬い」と
よく耳にしたり、ネットでも記事によって様々。
さて、結局のところ
どちらが優れているのでしょうか?
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お客様に合っていれば
『どちらでもいい』が答えとなります。
一般的に強いと主張されることの多い
『鍛造』(たんぞう)の作り方は...
金属の棒を叩いて輪にして、
切れ目を溶接するイメージ。
硬い金属を曲げやすくするため
高温のバーナーで焼いて金属をやわらかくして、
カナヅチで叩きながら形を作ります。
この叩く過程で、
金属の密度が出て硬くなります。
実は鋳造でも同じように叩くので
そこまでの差はありません。
厳密には
『鍛造』(たんぞう)の方が少しだけ硬いですが、
「硬くする」ということは、
柔軟性が無くなって
「割れやすい」ということでもあります。
どちらが優れているかは決められません^^
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『鍛造』(たんぞう)の一番心配な点は
「切れ目を溶接している」ということ...
溶接部分の金属は、品位の少し低い
溶けやすい素材を使うため
繋ぎ目からヒビ割れが起こらないとは言い切れないのです...
特に2色の金属のものは繋ぎ目も2箇所...
割れてしまうリスクはさらに高くなります。
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オーロでは総合的に判断して、
有名ブランドでも主流の
『鋳造』(ちゅうぞう)を選んでいます。
それは、
「繋ぎ目が一切無い作り方」にこだわるから。
鍛造(たんぞう)と同じように
仕上げで金属を丁寧に叩いて絞めて、
密度と強度をしっかりと出して...
お客様一人に一つの特別な原型を作り
独自の「なめらかさ」に納得するまで整える。
とても手間のかかる方法ですが、
大切なお客様に「切れ目の無い」
縁起の良い指輪をお届けしたいからです。
Oro -goldsmith-
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